フラッシュを増やす
PENTAX | オートフラッシュAF360FGZ II | 2個 |
PENTAX | オートフラッシュAF540FGZ II | 1個 |
Cactus | RF60X | 2個 |
Godox | AD360ⅱ-C | 1個 |
Godox | AD200 | 1個 |
Godox | AD200Pro | 1個 |
Godox (New!) | AD100Pro | 2個 |
これまでフラッシュ3個運用する際は,GodoxのAD系をメインにサブをCactasRF60Xだった.
電波が混線するのか,偶に不発になることがあるが,一応問題なく動作してきた.
(あまりないけど,大人数の撮影ではAF360(CactasV6装着で無線化)を2個投入する)
AD100Pro内容物
詳しいことは他のサイトみて・・・
とりあえず,USB TypeCで充電できるのがよい.
あとこのケースの蓋側の小物入れはカラーフィルター入れによかった.
AD100Proを買った理由
- 荷物を減らしたい
- 操作系をGodoxに統一したい
〇カメラバックに収めやすい,カメラに装着できるタイプのフラッシュだと若干大きめで収めにくいが,AD100だとスッと入る.スタジオでは床に機材並べて撮影機材展開ができず,カメラバックから出し入れすることが多いのですが,これがやりやすい.
〇CactasとXproを併用だと,操作が面倒になるのと,意外と送信機がかさばる.また,電池管理が倍になるので電池管理失敗のリスクもある(予備電池が4本もいる)
AD100Proの既知の問題
〇色温度問題
グリーンよりの色なので,メインライトと混ぜると変な色(ミックス光)になる.
〇高いし,実は重い
RF60Xは約400g,AD100Proは520gあり,2個運用だと240g程度の差がある.
しかも,値段は1万円ほどAD100の方が高い.
単に統一したいなら,V350あたりがコスト重さも有利(リチウムイオン電池なのでRF60Xよりよい)
一応,機能面の優位点ではモデリングライトがある.
それでも買った理由
〇色温度問題
Godox V-11Tの円形カラーフィルターとGodox AK-R16を組み合わせれば,カラーフィルターをマグネットでワンタッチで装着できる.マゼンダの一番薄いやつで十分補正できた.
〇高いし,実は重たい
高いのはしょうがない・・・Profotoより格安とみるしかない(色温度やチャージ速度はバチクソすごいけど).重量の問題については,大掛かりなディフューザーを使用なくても実用できそう照射特定(というのか)があるので,ほかの荷物が不要になると考えた.で,よさげなディフューザーとはAK-R1セットのDiffuser Plateである.
Doom Diffuserの方が若干いい塩梅だが,かさばるのでDoomよりPlateがよいと思った.
AD100Pro色温度比較
フィルター選定
ちょっと光の当て方が雑なので,同じに見ないが,グレーカードを基準としたホワイトバランス調整時の調整値がちょうど同じになる組み合わせのフィルターを選定した.
AD200(チューブヘッド)とAD360はメインでよく使うので,基準とした.
グリーンよりかつ色温度高めだったようで,カラーフィルターは249と218が良いようである.
フィルター有無の比較
AD360を上部からのメインライトとし,左右からAD100Proを照射.
AD360とAD100のミックス光となるようにした(シャッター速度1/200で環境光なし).
カメラのWBは太陽光にセット.
●左:フィルター装着(AD360はそのまま)
●右:フィルターなし
左はいい感じに見えるので,フィルター効果ありと思います.
絞りF4,8,16での比較(フラッシュ出力による色温度変化確認)
絞りを変化させて,フラッシュ出力毎の色温度を比較をしたが,見た目は特に変化なし.
(AD100ProはAD200Proと異なり,色安定は仕様上明記ないので厳密には差があるはず)
フィルター装着で,白背景がマゼンダよりに見えないので,補正もうまくいっているはず.
実戦投入感想(撮影会とスタジオ撮影)
- 展開が早い
- AD200Proをケーブル分離して,ライトスタンドの上下に装着するような手間がない.
- トキスターの「TS-112-ST カーボンモビスタンド」は,重たいフラッシュだとかなりしなる.
- 80cmソフトボックスとAD100Proの組み合わせではかなりしなるので,やめた方がいいかも.
- 出力は十分そう
- カタログスペック的にはGN60相当のフラッシュより良いはずだが,フィルター二枚重ねでDiffuserPlate装備なので不安があった.しかし十分撮れたと思う(ただし,ISOは1000以上だったので,ISO100で絞った撮影ではまるでパワー不足になると予想される)
- 予想通り使い勝手はよい
- 全部のフラッシュと一つの送信機で操作できるのはよい(Xpro使用)
- モデリングライトが補助光として活躍した
- スタジオ撮影では暗い場所があったのだが,モデリングライトのおかげで被写体を照らすことができ,カメラの瞳検知を動作させることができた.
- 正直,使うことはないと思っていたが,補助光としても大変よい機能だと思う.
- 色温度も特に問題なしかな?
- 撮影会において,AD100Pro単体使用したが,環境光が青だった.フラッシュ照射箇所が結構マゼンダよりだったので「これはいかんか?」と日和ってフィルターを外してしまった.後から現像するときフィルターありの方が肌色がよかったので付けたままでよかった.
- スタジオ撮影のものはこれから現像する・・・がぱっと見綺麗な肌色なのでよい思う.
別件の感想
カメラの液晶モニターは写真の出来栄えをよく見るにはいささか小さいと思った.
外部モニター導入も検討したい.